語彙力はございません

大天才な自担の話

ここだけの話をしよう

 

先日ジャニーズWESTのLIVE静岡公演に参戦し、3年ぶりに彼らに会ってきた(気持ち的に)

 

気持ち的に、というのはまあ本当に言葉の通りで、

昨年のライブも参戦しているので実質1年ぶりではあるのだけど、昨年は新卒で社会人1年目ということもあり、ライブ前のワクワクもライブ後の多幸感も感じることなく終わってしまったので、気持ち的にはWESTVぶり。

 

まあ私のことなんてどうでもいい、とにかく私は3年ぶりにジャニーズWESTに会って、改めて、7人のために生きると誓った(重い)

 

(ここから少しネタバレ入ります)

 

Mixed Juiceというポップでキャッチーなリード曲から、きっとこのツアーは従来のジャニーズWEST感満載のツアー(あのかわいいもかっこいいも面白いも感動も全部混ぜこぜにした)(つまり最高)になると確信していた。

でも中身を開いたら、従来のジャニーズWESTだけじゃなくて、ちゃんと、3年間でレベルアップしたジャニーズWESTがいた。驚いたと同時に、なんかうれしくて、すごく感心してしまった。「今の俺らはこんなこともできるんやで!どうや!」って言われてる気がした(ちなみに、cv.重岡大毅)(^ヮ^=)(くそどうでもいい)

 

だからさ、その洗脳のおかげで、セラヴィ前のカッコイイ映像がパラチャー前の映像と重なって、「あ〜はいはい、どうせカッコつけといて面白いに張り切るやつですよねこれ(笑)」ってすごく俯瞰して見ちゃったんだよね。だから次のネタ曲に繋がる小道具がないかすっごい探した。でもなかった。普通に最後壁に「C'est la vie」って文字が書いてあって、慌てて双眼鏡構えた。反省。でも、これは若干ジャニーズWESTにも悪いところがあると思ってる。逆にそういうファンがいることを想定して、わざと裏切ったのなら、超好き。ガチで大好き。(真顔)

 

私がセトリの中で一番好きだったのはやっぱ終盤の証拠からサムシングニューまでの怒涛の4曲。

証拠前のフリータイムで「この曲を歌いたいんだ!」って言いながら🤘の手7人で空に掲げて、WEST担全員が次証拠だ!って確信するのすごく良かった。

そして私がここまで書き始めて、一番話したかったのがムーンライトのこと。

 

ムーンライトはさ、初めて聴いた時からあったかくて優しい感じと少年心をくすぐるようなワクワク感が青春を具現化したようで切なくて大好きで、だけど歌詞がとてつもなくパワフルで何度助けられたことか。

この曲が聴けるようになったのがちょうど昨年の夏頃、前述したとおり、仕事が始まって、環境には慣れたけどまだまだ覚えることがたくさんあって辛い日々の真っ只中だったとき、「真昼間の月に僕が種を植えたくなったのは、いつか君を襲う夜の底に一輪の光を」というフレーズにひどく衝撃を受け、生きる勇気をもらったんだ。一瞬でこの曲の虜になった。

 

この一年間ずっと、私の毎日を支えてくれた曲といっても過言ではないこの曲を、まさか、生で聴けるなんて思ってもみなかった。

ムーンライトの人気度はわからないけど、勝手にそんなに高くないと思っていたから、ファンのためのライブを作るジャニーズWESTさんが選ぶなんて想像もできなかった。

昨年は(というか今も)本当に自分の生活に必死で、なかなかメディアを追うことができなかったけど、ちょっと調べてみたら、はまこたがめちゃめちゃこの曲好きらしい。しげ本人もドライブでかけてしまうくらい好きだって。超わかる。私もよく車で流す。

ムーンライトが実はとてつもない応援ソングで、証拠、僕らの理由、サムシングニューと同じ部類としてセトリが組めるとわかっていたジャニーズWESTがいた事が嬉しいよ。いつか誰がこのセットリストを提案したのか聞かせてほしい。

 

いつかのラジオで濵田くんが、「ムーンライトの歌詞は、全て願いなんですよ」って言ってたらしい。その言葉を聞いて、なんか本当に納得した。

私も気づいたらもうハタチを超えてて、社会人として働いてて、すっかり大人になってしまった。子供の頃は「早く大人になりたい」なんて思っていたけれど、大人は想像以上に大変で、逃げることが許されなくて、自由に生きることができない。子供は大人になれるけど、大人は子供なれないなんて、そんなの不公平だ。諦められるようになるのが大人になることだと、誰かが言った。本当にそうだろうか。大人だってたまには我儘を言いたいし、逃げたいし、許されたい。一瞬でもいいんだ。子供になりたい。そんな思いを、そんな願いを、全部。

だから、ムーンライトを聴いている時だけは、子供でいられるんだよね。子供でいていいよって許されている気がする。本当に素敵な歌詞と曲だと思う。

 

ムーンライトを初めて聴いたとき、わたしは一人で泣いた。そして、生で聴いて、また泣いてしまった。嬉しさももちろんあったけど、この曲と一緒に乗り越えた日々を思い出して、今目の前にいるジャニーズWESTが眩しくて、流れた涙だったと思う。

公演後、友人が「ライブで泣いてる時って、きっとその瞬間は、現実に戻ってるんだよね」と言った。すごくハッとさせらた。私はムーンライトを生で聴くことで、一瞬子供に戻れたけど、涙が流れたその時にはもう大人の自分に戻ってしまってた。友人曰く、ライブは辛い現実を忘れさせてくれる唯一の時間だけど、無意識に現実を思い出すから涙が出るのだそう。本当にその通りで。

ジャニーズWESTは誰より辛い現実を忘れさせてくれるけど、誰より現実を思い出させてくれる存在だと思った。過去も未来も全部。過去の辛い出来事や、未来で待ってる辛い現実を忘れさせてくれるのも大切だけど、それらを思い出させてくれるのも大切で、私は後者に思いやりを感じるから、ジャニーズWESTを好きになって良かったなって思った。

明日からも辛いことはあるけど一緒に頑張ろうなって言ってくれるジャニーズWESTの優しさが大好き。明日に立ち向かう勇気をくれるジャニーズWESTが大好き。

 

ジャニーズWESTがいれば何もいらないと本気で思った。いなくなってしまわれたら本当に困る。

またジャニーズWESTが生き甲斐のターンになってしまった。今年の目標、彼氏を作るなんだけど大丈夫かなあ。ま、生き甲斐も大切も一人ひとつじゃなくていいって、いくつでも何度でも好きなだけってジャニーズWESTが言ってたしいっか。しらんけど。